タイの街を歩いていると、いたるところにカフェがあります。コーヒーやスムージーなどの屋台もあちこちにあって、ついつい飲みたくなります。
常夏の国タイでは、冷たいドリンクが年中楽しめます。街を歩いている人の半数近くは、手にドリンクを持っているのではないでしょうか?どんどんドリンクの店が増えていくのも分かる気がします。
ここで幾つかのおすすめドリンクを紹介したいと思います。タイならではのドリンクもありますよ。※タイ1バーツ=約3.4円(2019年4月)
1年中あるのが魅力!スイカスムージー
スイカは日本で夏限定の果物です。日本ではスイカスムージーを見たことがなかったため、スイカというとジュースしか思い浮かばず、水っぽいイメージがありました。
タイに来てスイカスムージーに挑戦してみたところ、見事にハマりました。思っていたよりもしっかり味があり、甘いわりに爽やかで、スッキリしています。コーヒーフレッシュとかコンデンスミルクを入れて作ることが多いようです。
タイのスイカは日本のものに比べて小ぶりですが、とても甘くて、安いです!1玉でも50バーツ(約170円)で買うことができます。家でもよく、ミキサーでスイカスムージーを作って楽しんでいます。
やっぱり飲みたい!タピオカジュース
タイに来たら気になるのがタピオカ入りのジュースではないでしょうか?タピオカを太めのストローでポコッと吸い込む、あの感触がたまりません。中でもタピオカミルクティが一番人気のようです。
タピオカは、ほかのドリンクにも入れてもらえます。タイ語で「カイムック」とは真珠を意味するのですが、カイムック(タピオカ)を5バーツ(約18円)で追加できる店もたくさんあります。ちょっと小腹を満たしたいときに、カイムックを追加するといいです。
タイのバナナジュース
バナナジュースは一般家庭でよく作るジュースなので、スムージーの店で注文する人は少ないかもしれませんね。
しかしタイのバナナは日本で売られているフィリピン産のバナナとは全然違います。短くて小さめですが、とても濃厚です。タイに来たらぜひタイのバナナジュースを飲んでみてください。日本にはない、新しいおいしさを味わえます。
タイのミルクティー「チャー」
オレンジに近い色の、タイの紅茶「チャータイ」です。メニューには「チャー・ノム」と書いてあることが多いです。「ノム」とはミルクのことです。
タイ人は本当によくこれを飲んでいます。タイの代表的な飲み物ですので、1度は飲んでみるといいです。ハマる人はハマるようです。
注文する際、アイスのときは「チャー・イエン」、ホットのときは「チャー・ローン」と言います。「イエン」がアイス、「ローン」がホットという意味なので、コーヒーの注文にも使う言葉です。
ミルクたっぷりアイスコーヒー
ドリンクと言えばコーヒーです。タイのカフェでも、ラテ、モカ、カプチーノなどいろいろなコーヒーが楽しめます。
暑いのでアイスコーヒーをよく飲みますが、蓋の中がいっぱいになるまで、モコモコのミルクをたっぷりのせた持ち歩き用のカプチーノを注文することが多いです。
アイス・カプチーノの値段は50バーツ(約180円)くらいが主流ですが、35バーツ(約120円)のものも見つけました。
コーヒーの屋台は本当にたくさんあります。1杯20バーツ(約70円)という看板も見かけますが、それは粉を溶いただけのコーヒーです。
豆を挽くところからいれてくれるコーヒーの店は、「ガーフェー・ソッ」といいます。タイ語で「กาแฟ สด」と看板に書いてあります。「ガーフェー」はコーヒー、 「ソッ」 とは、新鮮な、生の、フレッシュな、という意味です。
コーヒーは「กาแฟ สด」と書かれたお店で買うのがおすすめです。
紙袋に入ったドリンク?
屋台でよく見かける「チャータイ」は、タイ人の定番ということもあって、大容量のものが売られています。ビッグサイズのプラスチックカップもありますが、おもしろいのは紙袋に入っているドリンクです!
この紙袋の中には、「チャー」がたっぷり入ったビニール袋が収まっています。膨らんだビニール袋はブサッとストローが差し込まれ、それを紙袋が支えています。
かなりの量が入っていて25バーツ(約85円)で売っています。たっぷり飲みたい方はこれがおすすめです。
持ち歩き用の袋に入れて
暑いとはいえ、カップを手に持って歩いていると、手が冷たくなってきます。カップを入れる専用の袋に入れてもらいましょう。
袋はタイ語で「トゥン」と言います。「サイ・ トゥン・ハイ・ノーイ」で、「袋に入れてください」と言うことができます。
まとめ
タイにはお洒落なカフェもたくさんあります。すずしいお店に入ってゆっくりホットコーヒーを味わうのもいいですよ。
とにかく暑いタイでは、冷たいドリンクが欠かせません。タイ人は、ショッピングをしながら飲んだり、食事と一緒に飲んだり、さらには仕事中にもドリンクを手にしています。片手にドリンクのスタイルは、タイ人の生活の一部となっています。
南国のフルーツがいっぱいのタイで、いろいろなフルーツのスムージーを飲んでみてください。タイに来たら片手にドリンクを持って街歩きをしましょう!