シアトルの魅力とは？日本航空が東京（成田）ーシアトル線新規就航！

日本航空が東京ーシアトル便を2019年の春から開始します。シアトルは日本から一番飛行時間が短いアメリカ本土の空港です。デルタ航空、アラスカ航空のハブ空港で、ほかの空港との乗り継ぎもとても便利なんですよ。アメリカ行きの旅行が更に便利になりそうですね。

シアトルは観光は勿論ですが、アマゾン、マイクロソフト、ボーイング、スターバックスなど、世界でも有名な大企業誕生の街です。皆さんにシアトルの魅力をご紹介しましょう。

エメラルドシティーシアトルの魅力

シアトルの気候

シアトルは夏以外は雨が多い都市として知られていますが、日本の様な激しい土砂降りが続く事は少なく霧雨の様な軽い雨がしとしとと降り続きます。

海が隣接しているので冬も緯度の割にはそれほど寒くなく、夏は乾燥しているので日本のような高温多湿ではなく、日陰に行けば快適に過ごせます。

シアトルの街

シアトルは太平洋岸北西部に位置し、水、山、そして何千エーカーもの常緑樹林に囲まれている事からエメラルドシティーと呼ばれます。大規模なハイテク産業の本拠地であり、マイクロソフトとアマゾンが本社をシアトルに置いています。

1962年の世界博覧会の時に建設された未来的なスペースニードルは、ハイパー城下町と呼ばれるシアトルの最も象徴的なランドマークです。

何故、西海岸の北端の都市でこれだけの巨大企業が生まれるのか・・・

これらが大きな理由になると思います。

シアトルへの交通機関

リンク・ライト・レイル（Link Light Rail)

リンク・ライト・レールは、ダウンタウンやシータック空港を含む14駅の停留所からアクセスできます。

電車は時間帯によりますが6〜15分間隔で運行し、シータック国際空港とダウンタウンにあるウェストレイク駅の間を移動するのに約40分かかります。大人の片道運賃は2.25ドルから3.25ドルの範囲です。

• https://www.portseattle.org/

シアトル・センター・モノレール　（Seattle Center Monorail)

シアトル・センター・モノレールは、ダウンタウンのウェストレイクセンターとシアトルセンター間を運行しています。通常の営業時間は、平日は午前7時30分から午後11時、土曜日と日曜日は午前8時30分から午後11時です。乗車時間は片道2分、10分ごとに運行します。

大人の片道運賃は2.50ドルで、チケット窓口で現金のみの購入です。前もって現金を用意しておきましょう。

• シアトルセンターモノレール

パイク・プレイス・マーケット（Pike Place Market）

私のシアトルで一番お勧めの観光地はパイク・プレース・マーケット。シアトルのダウンタウンの中心部にあるファーマーズマーケットは魚を始め地元の野菜、工芸品などが並びます。現存するアメリカのマーケットでは最も歴史が長いと言われています。

海の街、シアトルらしい魚売り場ではサーモンを始め、ダンジネスクラブ（蟹）やロブスター、ウニなどが売られています。

特にサーモンは売れると氷の上のサーモンを放り投げ、パートナーがキャッチするというパフォーマンスが見ものです。運が良ければあなたも見られるかもしれませんよ。

スターバックスコーヒー1号店

日本でも人気のスターバックス。今はグリーンのロゴで知られるスタバですが、1号店はオリジナルのブラウンの双尾の人魚が使われています。1号店オリジナルのコーヒーやグッズも買えるのでスタバファンのお友達へのお土産を購入するのにお勧めです。

ビーチャーズ（Beecher’s)

手作りチーズのお店、ビーチャーズはお店の外からチーズ作りをしている様子を見学できます。地産の牛乳を使い添加物は一切使用しないオーガニックのチーズは観光客だけでなく地元の人にも人気です。

チーズの試食は無料なので色々試してお好きな味をお土産にどうぞ。自社のチーズを使ったマカロニチーズは出来立てをイートインコーナーで食べてもいいのですが、晴れた日なら海を見ながらピクニックテーブルで食べると格別です。

フレモント・トロール

フレモントは地元のアーティストや学生が集まる街。お洒落なブティックやカフェが軒を並べます。巨大なフレモント・トロール、レーニン像、電車を待つ石像、巨大ロケットなど無料アートが沢山あります。

1989年、フレモント市は、荒廃した橋の下の地域を修復するためのアートコンテストを開催しました。コンテストでは彫刻家のSteve Badanesが率いるチームが優勝し、フレモント・トロールが作られる事になりました。

鉄筋、ワイヤー、そして2トンのコンクリートを使用した高さ18フィート（約5.5メートル）のトロールは、光沢のある金属製の目を持っています。また、左手で摑んでいるフォルクスワーゲン・ビートルは本物を使用しています。

チッテンデン・ロックス（水門）（Hiram M. Chittenden Locks）

ピュージェット湾とレイク・ユニオンを繋ぐ水門で正式名はハイラム・M・チッテンデン・ロックスといいますが地元ではバラード・ロックス、またはロックスと呼ばれています。水位が2m〜8mも違う湾と湖を結ぶため、1917年に完成しました。

水門の見学が終わったらサーモンラダー（鮭の階段）も見に行きましょう。産卵を迎えた鮭が海から湖に戻る為の21の階段状のプールがあります。産卵の季節に上流に登る鮭の群れは圧巻です。

まとめ

観光に便利な公共交通機関を備え、自然と調和した美しい街シアトルはアメリカ人にも人気です。日本からの飛行時間も約9時間とアメリカ本土ではもっとも短いので、これからますます人気がでそうですね。

マイクロソフト、アマゾンなどのサイバー城下町、スターバックス、エディーバウワーなどお洒落なお店の発祥地、イチローが所属していたマリナーズや美味しいシーフードなどシアトルは魅力がいっぱい。

今回はみなさんに訪れて欲しいシアトルの無料観光スポットをご紹介しました。