シアトルでアメリカのポップカルチャーを楽しめる場所「Museum of pop culture」とは?

展示物









MoPOPというのは、Museum of pop cultureという、アメリカのポップカルチャーに関する博物館です。

私が行った2018年12月はアメコミのMARVEL特別展が開催されていました。常設展では、シアトル出身のミュージシャンに関するセクション、例えばニルバーナの部屋なんていうものがありました。

また、ゲームに関するセクションでは訪れた人が実際に色んなゲームを手に取って遊んでいました。大人も、子供も楽しめる博物館です。我が家は大人2人、5歳、1歳というメンバーで行ってきました。

MoPOPへの交通手段

タワー

私達はシアトルフェリー乗り場から出発しました。

写真で見えるとおり、モノレールでMoPOPへ行けます。しかし、私達の場合はたった1駅ですし、モノレールではORCAカード(オルカカード)が使えないということもあり、バスで行きました。オルカカードは日本の交通系ICカードのようなもので、駅や空港の券売機で買えます。

街の中心にあるシアトルフェリーターミナルのそばから5分おきくらいに出ているバスに乗車しました。ちなみにオルカカードはフェリーでも使えます。

MoPOP方面のバスはバスナンバー3か4だとかなり近くまで行きます。どちらも北向きに乗ります。私達は3番を使い、帰りは4番を使いました。

しかしグーグルマップを使うともっと色んなバス路線の選択肢があることに後で気付きました。乗り場や降り場がMoPOPから少し離れるかもしれませんが、徒歩数分程度なので、グーグルマップに最短バスルートを聞くのが一番だったかもしれないと思いました。

バスの乗り方と降り方

シアトルのバスは、日本のバスと同じくらいのサイズのものと、2両編成の大きめサイズがあります。日本と同じサイズですと乗り口と出口は前と中央部に1つずつです。2両編成では出口が後方にもう1つあります。

料金は前払いで、バスの乗り口は前方にあります。降りるときはどのドアから降りても大丈夫です。

バスの中には電光掲示板があるので、次の駅がどこか自分で確認できます。降車するときは車内の紐を引っ張るか、ボタンを押してドライバーに伝えます

MoPOP入場料割引

展示物

旅行者でシティパスという旅行者用のパスを持っている場合は入場料が半額になります。

 

また、このパスを持っていると、別料金になる特別展の料金も8ドル(約900円)になるそうです。通常の入場料は、こちらです。

 

左が特別展込みの料金、右が常設展のみの料金です。ネットでチケットを購入すると少しお得になるそうです。

シアトル在住の方で、ワシントン州のフードスタンプを持っている場合は、本人とその家族は入場料が無料になります。特別展は半額の4ドル(約450円)になります。

お得な年間パスもあり、そのパスをギフトにもできます。年間パスは79ドル(約9,000円)なので、3回行ったらもとがとれます。旅行者でも3回以上行く方は年間パスのほうがお得になります。

常設展と特別展

常設展と特別展は料金が別になります。博物館の規模としてはさほど大きくないので、全部をしっかり観て周るとしても、半日あれば十分だと思います。

特別展

展示物

特別展はその時に何があるかによりますが、私達が行ったときは特別展目当ての方ばかりでした。

マーベルコミックのスーパーヒーロー関連の展示で、1人で来ている大人の男性がとても多かったです。自撮りする観光客の男性がいたので、スパイダマーンのオブジェとの写真を撮ってあげました。好きな人にはたまらない展示だったようです。ニコニコして帰って行きました。

こちらは映画で使われていた実際の衣装です。結構大きかったです。

常設展

常設展もシアトル出身ミュージシャンのコーナーなどを目的に来られる方には十分な内容だと思います。こちらもファンにはたまらない内容だと思います。

展示物 展示物

こちらはニルバーナのコーナーでした。ファンには絶対たまらない内容でした。

展示物

私が最も感動したのが、この写真の映画の小道具です。80年代の映画「トータルリコール」に登場したものです。とても懐かしくて、思わず大きな声で「本当!?」と叫んでしまいました。こちらはSi-FIという名前の常設展の部屋に展示されていました。

子供連れで気を付けること

展示物

この博物館はベビーカーの持ち込みに制限があるので、ベビーカーで来場を考えている方はご注意ください。受付で預けなければならないときは、だっこ紐などの代替策も考慮しておいたほうが良いと思います。

写真のような小型のベビーカーは持ち込み可能でした。しかし、大きめのベビーカーは入れないとのことでした。

また、あまりバリアフリーではなく、あちらこちらに段差がありました。もちろんエレベーターもあるのですが、少し遠かったりして、不便な印象を受けました。

おむつ替えのあるトイレはファミリーレストルームと呼ばれ、表示マークが男女に加えて赤ちゃんマークが付いています。1階のファミリーレストルームを使いましたが、大人2人に子供2人が余裕で入れる広さがありました。

アメリカではおむつは基本的にごみ箱にぽいっと捨てるのが一般的だそうです。日本のようにおむつ用のごみ箱というのは今のところ見たことがありません。

開館時間等まとめ

開館、閉館が変則的になるのは主に祝日の時期になります。特にクリスマスにはご注意ください。24日も25日も閉館します。

逆に年末は長いということもあります。通常は10:00~17:00の開館時間が、年末一部延長になり19:00までとなる日もあります。

年末年始に関しては、日本の感覚とは違い、12月31日も1月1日も開館しています。通常通り10:00~17:00となっています。

開館時間は旅程の直前にHPでチェックされることをおすすめします。

基本情報

※1ドル=約113円(2019年5月現在)