海外で健康維持!イギリスに住む私の健康法とは

自転車









慣れないことが多い海外生活の中で、怪我や病気は一大事!これらはできる限り避けたいものですよね!健康な体は毎日の生活を楽しく過ごすために欠かせません。肉体的にも精神的にも健康であるために毎日の生活の中でどんなことができるでしょうか?

今日はイギリス住む私自身が実際に健康維持のために日々実践していることをご紹介していきます!

食べたものが未来の体をつくる

野菜

ローカル、シーズナル、オーガニック野菜で食事をつくる

健康であるために毎日の食事に気をつけています。食べたものが未来の自分の体になっていくと思えば、おろそかにはできません。

ここイギリスにも地元の有機栽培の農家さんから野菜と果物のボックス宅配サービスがあります。毎週届けられる野菜と果物を、基本的には皮まで丸ごと食べています。大切に育てられた野菜たちは活力がみなぎっており、私の健康な体と心の第一の源はここにあるといえます。

スムージーを飲もう!

なかなか調理をする時間がとれないときはスムージーがおすすめです。基本的な材料は、果物、野菜、ナッツ、そして豆乳やナッツミルクなどですが、具体的に何を使うかはお好み次第です!ミキサーにかけて飲むだけなのでとても簡単です!

私のある日のスムージーはバナナ、キウイ、ケール、パプリカ、カシューナッツ、ブラジリアンナッツ、チアシード、リンシード、ヘンプシード、アーモンドミルクです!消化がはやく、食材を丸ごといただけるのでぜひ試してみてくださいね!

エクササイズで心も身体もリフレッシュ!

ランニング

オフロードランニング(ジョギング)

一番シンプルなエクササイズといえばランニング。ランニングは道具や装備を揃えたりする必要がなく、自分の足に合ったランニングシューズさえあればすぐに始められるエクササイズです。

ここイギリスにはナショナルトラストが管理するたくさんの美しいウッドランドやフォレストがあります。野生動物と植物が大切に守られたこれらの森は、エクササイズするのに最適な場所です!!

正直私は、走ることが得意ではありません。しかし週に2回~3回走ることで得られる満足感と自然の中を走り終わった後の清々しさはやみつきになっています。

インドアクライミング(ボルダリング)

イギリスには一年中楽しめるインドアクライミングがあります。若者から年配者まで楽しめるクライミング(ボルダリング)は、スポーツクライミングと違ってロープやハーネスなどの装備が必要なく、シューズさえあれば始められます

クライミングは、指から足の先の筋肉まで使う全身運動です。体幹を中心とした筋力を鍛えるだけでなく、体の柔軟さとバランス感覚を高めることができます。

サイクリング

有酸素運動の一つであるサイクリングを日々の生活に取り入れています。自転車が体を支えてくれるため、比較的簡単で始めやすいエクササイズといえます。

イギリスの多くのまちには、安心して自転車に乗ることができるサイクリングロードが整えられています。風を肌に感じながら、気の向くままに進んだり止まったりできるサイクリングはエクササイズとしておすすめです。

体を内側から温める

オーガニックティ

お風呂に入って体を温める

基礎体温が高い方が、体の免疫力も高いといわれています。お風呂に入ることで、体温があがり血液の流れが良くなります。血液が潤滑に流れている状態は免疫力も高い状態に保つことができます。

激しいエクササイズの後や身体に少し違和感を感じ始めたときなどは特に湯船にゆっくりとつかって、全身からリラックスする時間を大切にしています。

お風呂がなければ足湯を!

私のイギリスの家にはお風呂がありますが、海外では浴槽がない家も多く見られます。その場合は、少し大き目のバケツを用意して、寝る前に体温よりも数度高いお湯をはり、足湯で脚を温めるだけでも効果があります。疲れが抜け、リラックスすることができますよ!

冷たい水ではなく白湯を飲む

特に暑い時期などは氷で冷えた冷たいものが飲みたくなってしまいますが、私は白湯を飲むようにしています。特に朝起きて一番に飲む水を白湯に変えることで、体が内側からじわ~と温まっていくのを感じます。

ハーブティーを飲む

体を温めたいときはハーブティーもおすすめです。すりおろした生姜と蜂蜜にお湯を注いで飲むだけでも体が温まります。

またイギリスにはたくさんのオーガニックハーブティーが販売されています。私のお気に入りはYOGI TEAシリーズです。デトックスやリラックス、イミュニティ(免疫)など様々な種類があります。

腹巻きの勧め

腹巻きをすることで、代謝が良くなり、身体の冷えを改善してくれます。お腹が痛いときや生理のとき、体調を崩したときに限らず、日常生活に取り入れることで大きな効果が期待できます。

海外では日本のように簡単に腹巻きを見つけることができないため、私はいつも持ち歩くようにしています。

自分で自分の体をお世話する

ストレッチ

ストレッチングをする

筋肉を伸ばしてほぐすことはとても重要です。多くの怪我や身体へのダメージを防止することができます。

エクササイズの前後はもちろん、仕事の関係上、同じ姿勢をしている人は特にこりやすい部分を重点的に伸ばしほぐしましょう。

どんなストレッチが効果的?

しかし、ストレッチといってもどんなストレッチをすべきなのかわからない時がありますよね!そんな時、私がいつも参考にしているのが、イギリスNHS(国民健康保険)のホームページにある「HOW TO STRETCH」です。

体の部分ごとのストレッチの仕方をわかりやすく説明してくれていて、とても参考になっています!

こちらから詳しくご覧いただけます。

 

毎晩寝る前に行うとぐっすり眠りにつくことができますよ!

セルフマッサージもオススメです!

頭のてっぺんから足の爪先まで、手でほぐしながら触ってあげましょう。特に足の裏にはたくさんのツボがありますので、しっかりほぐすと本当に気持ちがよいです。

普段自分の体だからと忘れてしまいがちですが、体があることに感謝しながらマッサージしてあげれば、たった5分でもとても心地良い時間になりますよ!

歯は命!

歯ブラシ

命と同じくらい大切だと言われる歯に対して皆さんはどんなケアをされているでしょうか?

私は歯磨きに加え、デンタルフロス(糸式楊枝での歯間掃除)を使っています。なぜならば、歯磨きだけでは取り除ききれない歯と歯の間の残りカスを取り除くことができ、虫歯や歯周病の予防になるからです。

私の苦い経験

数年前、海外で虫歯が見つかり、歯医者に行くことになりました。その時に感じた異国で歯医者にかかることへの不安は今でも覚えています。また当時加入していた保険が使えず、高額請求を受けるという苦い経験をしました。

それまでめんどくさかったり、歯茎を痛めるイメージがあり、デンタルフロスを使ったことがありませんでしたが、この苦い経験を経て、デンタルフロス使用の大切さを痛感しています。

歯は命と同じくらい大切です!

大げさかもしれませんが、歯がなければ食べることも言葉をしっかり発することもできません。歯はとても大切な身体の一部分です。そして毎日の歯磨きでお手入れしているにもかかわらず、 問題が起きやすい部分でもあります。

歯の治療には時間がかかり、毎日の食事に支障が出るため、できる限り歯の問題は避けたいですよね?! 毎日歯磨きの後にデンタルフロスを使いましょう。 毎日できなければ最低でも一週間に一度することで、歯の問題を極力抑えることができるでしょう。

まとめ

ここイギリスには、日常的にエクササイズを行いやすい自然環境が整っており、内面からの健康を保つ食も豊富にあります。

一方でイギリスと日本は、もちろん気候が異なり、冬は特に日照時間が少なく、寒さに加えて曇りの日が続くため、精神的に落ち込んでしまう人も少なくありません。

健康な体を育むためには、日常生活での小さなセルフケアの積み重ねが大切です。そしてそのためには、バランスのよい食事と運動の両方が欠かせません。

今回私がご紹介したことを参考にしていただきながら、ぜひ皆さんも自分にあった健康法をそれぞれにあったペースで実践してみてくださいね!