スウェーデンの首都ストックホルムの中にあるガムラスタンで1日観光!

ストールトルゲット広場









かわいらしいデザインでも人気の北欧・スウェーデン。首都ストックホルムの中にある旧市街・ガムラスタンという場所が、まさにそんなかわいらしさを絵にかいたような素敵な街だったので、その一部を紹介したいと思います!

ストックホルムの旧市街、ガムラスタン概要

ガムラスタン

スウェーデンの首都ストックホルムのなかにある、旧市街ガムラスタン。まるで中世に迷い込んだかのような風情ある街並みは、ストックホルム観光の目玉といえます。アニメ映画『魔女の宅急便』の舞台モデルになった街でもあり、かつての王宮や歴史的な教会がこのあたりに集まっています。

ストックホルム中央駅から徒歩10分ほどのところにある、メーラレン湖に囲まれた小さなこの一角は、ゆっくり回っても1日あれば十分楽しめます。観光スポットとして有名なので、日曜といえど多くのお店が開いています。

インスタ映え間違いなしのスポット

やはりインスタ女子に外せないのはインスタ映えするスポットでしょう。ガムラスタンにはそんな女子の心をくすぐるたくさんのかわいらしいスポットがあります。そのいくつかを紹介したいと思います!

カラフルなガムラスタンの路地

ガムラスタンの路地

ガムラスタンを歩いていると数多く見かけるのが写真のような細い路地。写真はモーテン・トローツィグ・グレン(Marten Trotzigs Grand)と呼ばれるもっとも細い道で、両手をのばせば届いてしまうほどの細幅です!

色とりどりの落書きがとてもポップでかわいらしいですね。観光客も写真を撮るために多く集まってきます。

アイアンボーイの像

アイアンボーイの像

フィンランド協会敷地内にある「アイアンボーイ」像は、高さ14cmほどの小さな像で、さわると幸せになると言われているため、多くの観光客がその小さな頭をなでに訪れています。そのため、頭だけ他の部分と比べてツルツルになっているのがまた可愛らしいです。

時期によっては、地元の人や観光客が帽子をかぶせたりマフラーを巻いたりしてあげることもあるそうです。オレンジ色のこじんまりとした教会の裏庭のなかにひっそりとたたずむ小さな人気者、ぜひなでてあげてみてください。

たくさんの路地裏通り

路地裏通り 路地裏通り

坂が多く、建物が密集しているガムラスタンには多くの細道があります。どの通りを歩いても、歴史を感じる建物ばかりで思わずシャッターを切ってしまうことでしょう。ぜひ自分だけのお気に入りスポットを見つけてみてください!

映画『 魔女の宅急便』の舞台ストールトルゲット広場

ストールトルゲット広場

写真は、ストールトルゲット広場( Stortorget)で、まさに『魔女の宅急便』のモデルになった通りです。たくさんの絵はがきにも使われいて、まさにガムラスタンを代表する景色です。カラフルな建物が集まるこの周辺には、カフェやお土産屋さんが数多く立ち並んでいます。

『魔女の宅急便』は、海外でも『Kiki’s Delivery Service(キキズ デリバリー サービス)』というタイトルで知っている人も多いので、外国の人にもここがモデルだというと喜ばれるかもしれません。

スウェーデン料理を楽しもう

スウェーデン料理

この広場の近くには、たくさんのレストランがありスウェーデンならではの料理を堪能することができます。

スウェーデン料理といえば有名なのが、写真のようなミートボール『Köttbullar』(ショットブラー)です。ボリュームたっぷりのミートボールに添えられているのはマッシュポテトとコケモモジャム。こってりとしたソースと甘酸っぱいコケモモジャムが、意外にもマッチ。おすすめの1品です。

私が訪れたGästabud(ガスタブッド)というレストランでは、一皿159SEK(日本円で1,950円程度)でした。メイン料理の相場は2,000円~4,500円程で、ドリンクは一杯1,000円程からでした。

私が行ったのはランチの時間帯だったので、予算はドリンク込みで3,000円~といったところになります。その国ならではの料理を味わうのも、旅の一つの楽しみですよね?

必見!衛兵交代式(TID OCH PLATS FÖR HÖGVAKTEN)

衛兵交代式

ガムラスタン中心にある王宮前で行われ衛兵交代式は、1回40分程度で多くの観光客に人気のイベントです。

現在、王宮には人は住んでおりませんが、チケットを買えば中に入ることができます。一方、王宮入口の向かい側にある王宮礼拝堂は、無料で見学できます。華やかな楽器の演奏とともに、現れる伝統ある制服を着た衛兵たちの行進は見ているだけで新鮮で楽しい気持ちにさせてくれます。

女性衛兵の比率も高く、ここにもスウェーデンの男女平等が表れているなと感じました。正午ごろに始まる衛兵式は人気があるため、早めの場所取りをおすすめします。

夏に行った際は、30分ほど前についた時点で人だかりができていました。季節によって開催する時間が異なるので、記事の最後にあるサイトを参考にしてみてください。

緑の屋根が特徴『Tyska Kyrkan 』(ドイツ教会)

ドイツ教会

街を歩いていて特に目立つのが、緑色の屋根が特徴のドイツ教会。その高さは83メートルと、街のどこにいても容易に見つけることができます。17世紀ごろにドイツ商人たちによって建てられたこの教会は、近くまで行って写真を撮るだけでもその壮大さに圧倒されます。

筆者が訪れたときは日曜ミサだったため入れませんでしたが、普段は中に入ることができます。ガムラスタンには、ドイツ教会以外にもストックホルム大聖堂(Storkykan)やリッダーホルム協会(Riddarholmskyrkan)などたくさんの教会があるので、それらを巡ってもそれぞれの違いを感じることができます。

まとめ

ザ・北欧という鮮やかな色合いの建物が立ち並ぶ旧市街ガムラスタン。ただ歩いているだけでも、異国情緒あふれる雰囲気を楽しむことができます。

日本とは全く違った色合いや造形の建築物は、一見の価値ありです。ストックホルムに行く際は、ぜひ訪れることをおすすめします!読んでいただきありがとうございました。

基本情報

  • 名称:衛兵交代式(TID OCH PLATS FÖR HÖGVAKTEN)
  • 住所:Kungliga slottet, Storkyrkobrinken, 111 30 Stockholm, Sverige
  • アクセス:ストックホルム中央駅から徒歩13分
  • 営業時間:
    平日:12時15分から
    日曜:13時15分から
    季節によって開催曜日や頻度が異なるのでサイトを参考にしてください。
    夏季(4月末から8月末)は毎日開催。
  • 電話番号: +46 08-788 75 00
  • 公式サイト:https://www.forsvarsmakten.se/

  • 名称:Gästabud(ガスタブッド)
  • 住所:Slottsbacken 2B-C, 111 30 Stockholm, Sweden
  • アクセス:ストックホルム中央駅から徒歩8分
  • 営業時間:12時~22時半
  • 電話番号: +46 8 21 99 21
  • 公式サイト:https://www.facebook.com/

  • 名称:フィンランド協会(Finska kyrkan)
  • 住所:Slottsbacken 2B-C, 111 30 Stockholm, Sweden
  • アクセス:ストックホルム中央駅から徒歩14分
  • 営業時間:毎週日曜11時~12時にミサ
  • 電話番号: +46 8 440 82 00
  • 公式サイト:https://www.svenskakyrkan.se/

  • 名称:ドイツ協会(Tyska Kyrkan)
  • 住所:Svartmangatan 16, 111 29 Stockholm, Sweden
  • アクセス:ストックホルム中央駅から徒歩15分
  • 電話番号:+46 8 411 11 88
  • 公式サイト:https://www.svenskakyrkan.se/