ニュージーランドへはじめての語学留学!これからの留学生へアドバイス

ニュージーランド









2011年、私はニュージーランドに半年間、語学留学しました。日本から一歩飛び出すと決め、世界中に友達を作るという目標を胸に頑張ってお金を貯めて、はじめての海外生活を経験しました。そのニュージーランド生活は、家族と呼べるような友達にも出会えるぐらい充実した日々でした。現在はオーストラリアで生活しています。

この記事では、語学学校選びなどの準備から英語学習のコツといったニュージーランドでの生活まで、私が体験したことや留学を終えて感じたことなどをお届けします。

どうやって語学学校を選んだか

語学学校

はじめての語学留学、どこの国に行くかが決まったら次にやらなければいけないのは、毎日通うことになる語学学校選びです。私の場合は留学セミナーに参加し、実際に地元に住んでいる方から情報を得て語学学校を決めました。

決め手となった3つの理由

  • 日本人のカウンセラーが常駐していること
  • 学校と提携しているアパートがあったこと
  • アパートが町の中心部にあり学校が徒歩圏内だったこと

誰も知らない土地に一人で住み始める時に、やはり日本人がいてくれるというのはとても心強かったです。ただ、生活するのは日本ではなく海外。何があっても自己責任です。

私は学生ビザを申請したのですが、その際に現地の学校への支払い証明が必要だったので、日本から語学学校を選びました。ワーキングホリデービザで入国する人の中には、現地に行ってから直接学校を見て決める人もいます。

語学学校基本情報

  • 名称:Crown Institute of studies
  • 住所:80 Anzac Ave, Auckland, 1010 New Zealand
  • 電話番号:+64 9-357 3161
  • 公式サイト:https://www.crown.ac.nz

ワーキングホリデービザと学生ビザ

羊

滞在中、なぜワーキングホリデービザではなく学生ビザにしたのか聞かれることがよくありました。

ワーキングホリデービザでも6ヶ月学校に通うことができますが、私は英語に自信がなかったので、仕事が見つかる気がしませんでした。また、日本で毎日のように働いていたので、学生に戻りたいという気持ちから学生ビザを選びました。

学生ビザは学校や期間にもよりますが、特に制限なく何度でも申請することができます。ワーキングホリデービザは、18歳から30歳まで1度しか申請することができません。

どちらのビザを選んでも大切なのは意欲

私が語学学校に通っていた際は南米の学生も多かったのですが、彼らの出身国はニュージーランドとのワーキングホリデー協定国ではなかったので、ワーキングホリデービザの存在を知らない人が多かったです。

ワーキングホリデー制度を使える日本人はラッキーだともいえますが、学生として滞在し、自分の国に帰った時にいい仕事に就けるよう勉強も仕事も一生懸命な南米の生徒たちからは、学ぶことも多くありました。

持って行って良かったもの・使わなかったもの

ニュージーランド

留学前にすでに旅に慣れ、少ない荷物で旅行に出るようになっていたものの、なんといっても初めての海外留学。持って行って良かったもの、持って行ったけれど使わなかったものを紹介したいと思います。

持って行って良かったもの

  • 下着

ニュージーランドではサイズ表記が違う。また、アジア人用のサイズを探すのが難しい

  • 日本食

アジアスーパーマーケットで購入できるものもあるが割高。

  • ファブリーズ(消臭スプレー)

シェアハウスでは備え付けの家具が一般的で、ベッドを消臭殺菌するのに便利。洗濯機が日本よりもシンプルでスタートボタンしかなく、お気に入りの洋服を気軽に洗えないため、これを使って殺菌消臭。

持って行ったけれど使わなかったもの

  • 洋服

長期滞在になってくると四季もあるのでたくさん持って行きたくなるものの、ニュージーランドにしかないショップや古着屋で手に入れるのも一つの方法。

  • 電子辞書

日本で使っていなかったので現地でも使用せず。全てに言えることですが、普段の生活で使っていないものは基本的に海外に行っても使いません

英語は使わなければ身につかない

国旗

日本では協調性という言葉があるように、察することが大切だとされています。学校の授業でも、黙って先生の話を聞くのは当たり前で、誰かの発言に反論することなんてあまり考えられませんよね。

しかし、飛行機に乗って移動すればそこは違う国、今度は自己主張をきちんとしていかなければ、相手には何も通じません。英語に自信がなくても、話さなければ自分を理解してもらうことはできず、英会話が上達することもありません。

私の住んでいた学校提携のアパートはシェアタイプで、シェアメイトは同じ学校の外国人でした。そのため英語でコミュニケーションを取らなければいけませんでしたが、毎日無理にでも話したことはいい訓練になりました

英語に触れる機会を増やそう

ニュージーランドでは、毎週火曜日は映画館で学生割引があり、7ドルで映画を見ることができます。また、毎週水曜日には多くのバーで学生割引をしているので、それを利用して地元の人と話をすれば生きた英語を学べる上、学校以外でも友人ができます。

身分証明に便利な18+(エイティーン・プラス)

ニュージーランド

18+とは、ニュージーランドで18歳以上の人が身分証明書として使用できるカードのことです。ニュージーランドでは、お酒を買う時やバーに入る際、身分証明書の提示が求められるので、持っていると便利です。

発行してもらうには、パスポートと住所を証明できるものが必要です。一度発行されると10年間有効です。持っていて損はないので、ぜひ申請することをお勧めします。

カードがなければパスポートを失くすかも!?

私はこのカードの存在を知らず、パスポートを持ち歩いていたため、ニュージーランドでパスポートを紛失してしまうという大失態を演じました。

もしもパスポートを失くしてしまったら、まずは警察に届け出ましょう。そのパスポートが使えなくなるように手配してくれます。その後、日本大使館に行きパスポートの発行手続きをしてください。2週間ほどで新しいパスポートを手に入れることができます。

まとめ

はじめての海外生活、自由の楽しさを味わう一方で、その分、責任を持って行動しなければいけないことや、自分をきちんと表現することの大切さを学びました。

また、日本とは違うニュージーランドのライフスタイルは、忙しい日本の社会で常に何かしていなければいけないと思い込んでいた私に、リラックスしてもいいんだと教えてくれました。

これから海外留学や海外移住をされる皆様も、素敵な体験ができるといいですね。