カナダといえば冬のスポーツが盛んです。2010年の冬季オリンピックも開催されたバンクーバー。ダウンタウンから30分で行けるスキー場が3つもあります。
真冬の雪のコンディションは最高です。春には半袖半ズボンでスキーができるほどで、だいたい4月初旬までスキーが楽しめます。足を延ばせば、世界でも有名なウィスラーが日帰りできる距離に!
スキー天国のバンクーバーをご紹介しましょう。
※1カナダドル=約83円(2019年11月)
バンクーバーのスキー場は3カ所
バンクーバーには、ダウンタウンから車で30分以内で行けるスキー場が3カ所あります。2010年冬季オリンピックが開催されたサイプレス・マウンテン、観光でも有名なグラウス・マウンテン、地元で人気のマウント・シーモア。
お天気のいい日には、どのスキー場からも海とバンクーバー市内だけでなくアメリカのマウント・ベーカー、バンクーバー島の山々まで見渡せて、それはそれはきれいです。そんなすてきなスキー場について今日はご紹介します。
オリンピックが開催されたサイプレス・マウンテン
バンクーバーで一番大きなスキー場です。リフト数もコース数もダントツ、バラエティー豊かなコースが楽しめます。
- 53本のコース
- チェアリフト6本、マジックカーペット1本、Tバーリフト2本
- テレインパーク6カ所
基本情報
- 名称:Cypress Mountain
- 住所:6000 Cypress Bowl Rd, West Vancouver
- 営業時間:9:00~22:00 (時期によって異なります)
- 電話番号:(604)926-5612
- 公式サイト:https://cypressmountain.com
観光にももってこい、グラウス・マウンテン
ゴンドラで上がっていく唯一のスキー場です。無料のスケートリンクもあり、グラウスマウンテンに関する映画も上映されています。おしゃれなレストランもあるので、スキーの後でのんびりおいしい食事をすることもできます。
- 33本のコース
- チェアリフト4本、マジックカーペット1本
- テレインパーク6カ所
基本情報
- 名称:Grouse Mountain
- 住所: 6400 Nancy Greene Way, North Vancouver
- 営業時間:9:00~22:00(時期によって異なります)
- 電話番号:(604)980-9311
- 公式サイト:https://www.grousemountain.com
地元民に人気のマウント・シーモア
料金が良心的、子供連れにはちょうどいい大きさのスキー場です。ソリを楽しめるゲレンデとチュービング(タイヤのチューブでゲームゲレンデを滑る)ができるゲレンデがあるので、「スキーはちょっと」という方でも雪を楽しむことができます。
- 40本のコース
- チェアリフト4本、マジックカーペット2本
- テレインパーク 4カ所
基本情報
- 名称:Mt. Seymour
- 住所:1700 Mt. Seymour Road, North Vancouver
- 営業時間:9:00~22:00(時期によって異なります)
- 電話番号:(604)986-2261
- 公式サイト:https://mtseymour.ca
1日券とナイターのリフト券の料金は?
大人料金です。1日券は1日中、スキー場が閉まるまで使用できます。ナイター券は夜5時からです。
割引チケットを購入できるサイトもあるので、前もって予定が組めるのであればかなりお得にスキー/スノーボードが楽しめますよ。
このサイト、料金はアメリカドルになっているので気を付けてくださいね。その時のレートによりますが、アメリカドルはカナダドルよりも25%ほど高くなります。
- Liftopia:https://www.liftopia.com/
- サイプレス・マウンテン:1日券 79カナダドル、ナイター 53カナダドル
- グラウス・マウンテン:1日券 69カナダドル、ナイター 49カナダドル
- マウント・シーモア:1日券 64カナダドル、ナイター 35カナダドル
レンタルOK、手ぶらで行っても大丈夫
どのスキー場でも、スキー、スノーボード一式のレンタルができます。スキーウエアもレンタルできるので、手ぶらで行っても大丈夫!荷物はコインロッカーに預けることができます。
バスがあるから車がなくても問題なし
車がなくても大丈夫!
サイプレス・マウンテン
リッチモンド、バンクーバーのダウンタウンなど7カ所から、シャトルバスが出ています。往復25カナダドル。
マウント・シーモア
スカイトレインのルパート駅、ノース・バンクーバーのパークゲートからシャトルバスが出ています。往復15カナダドル。
グラウス・マウンテン
シャトルバスはありませんが、公共のバスで簡単に行くことができます。
ダウンタウンからはウォーターフロント・ステーションからシーバスでノース・バンクーバーのロンズデール・キーに行き、そこからグラウスマウンテン行きのバスに乗りましょう。ロンズデール・キーからバスで25分ほどで着きます。片道4.20カナダドルです。
忘れちゃいけないのが雨対策とヘルメット
冬のスキーとはいえ、バンクーバーで忘れてはいけないのは「雨対策」。気温が上がると山の上のスキー場でも雨が降ります。
行く前にしっかりと天気予報をチェックしておきましょう。予報が雪でも気温が0度前後のときは雨に変わる可能性があるので、防水対策を忘れずに。ポンチョなどがあるとジャケットが濡れずにすみますよ。
あとはヘルメットも忘れずに。バンクーバーのスキー場ではヘルメットの着用を義務付けてはいませんが、万が一のことを考えてほとんどの人がヘルメットをかぶっています。
本格派は郊外の高級リゾート、ウィスラーヘ行こう!
スキーといえばウィスラー。世界有数のスキーリゾートのウィスラーは、もう行くだけでテンションが上がります。
一般的にウィスラーと呼ばれていますが、ウィスラー・マウンテンとブラッコム・マウンテンの2山があり、ゴンドラ5基、チェアリフト17本、Tバーリフト15本があります。200以上のコースがあり、頂上からベースまで滑り降りるのに約1時間かかります。
コースもバラエティー豊かで、飽きることがありません。
またウィスラー・ビレッジにはかわいいお店やおいしいレストランなどがいっぱいで、スキーのあとも楽しめます。ぜひとも2~3泊してウィスラーを満喫しましょう。
基本情報
- 名称:Whistler and Blackcom
- 住所:Whistler, British Columbia
- 営業時間:8:30~15:00から16:00(時期によって異なります) こちらをご確認くださいhttps://www.whistlerblackcomb.com/
- 電話番号:(604)967-8950
- 公式サイト:https://www.whistlerblackcomb.com
- リフト券:1日券155カナダドル (大人料金)
まとめ
バンクーバーからのスキー、思った以上に簡単に行けるんです。1、2月の雪の状態はいいですし、1日十分楽しめる大きさなので満足できますよ。
お天気のいい日は景色も最高!眼下にバンクーバー市内を眺めながらゲレンデを滑り降りるのは本当に気持ちよく、「カナダに来た〜!」と感じることができます。
春スキーだと氷点下になることもなく、Tシャツでスキーをすることもできます。青空の下、思い切りスキーを楽しんでみてはどうですか?ぜひトライしてみましょう!