マヌカハニーをご存知でしょうか?ニュージーランドを代表する健康食で、日本人の旅行者にも大人気のお土産です。
街のお土産屋さんでは、さまざまなメーカーのマヌカハニーが販売されています。スーパーマーケットでも、マヌカハニーの売り場面積は大きく、観光客が買っている姿もよく見かけます。
日本でも、テレビや雑誌で健康に良いと紹介されており、認知度が高まっています。では、実際にマヌカハニーにはどのような効果があるのかご紹介します。
マヌカハニーって何?
マヌカハニーとはその名の通り、一種のハチミツです。ニュージーランドに生息するマヌカ(ギョリュウバイ)の花の蜜から作られたハチミツのことです。古くは、ニュージーランドの先住民族であるマオリ族が薬としてマヌカを使っていました。
マヌカは、ニュージーランドのごく一部にしか生息していないため、他の地域ではマヌカハニーを作ることができません。近年、オーストラリアやハワイでも生産されていますが、やはりニュージーランド産のマヌカハニーは圧倒的な人気です。このため、奇跡のハチミツとも呼ばれています。
マヌカハニーの効果
マヌカハニーには殺菌作用が含まれており、感染症などの治療に高い効果があるといわれています。
- 虫歯予防
- のどの痛みの緩和
- インフルエンザの予防
- 癌の予防や、治療
- やけど
などに効果があります。
マヌカハニーの食べ方
マヌカハニーの瓶を開けると、普通のハチミツと薬が混ざったような香りがします。一般的なハチミツと比べて、苦みや少し強い甘みがあるのが特徴です。
食べ方としては、
- そのまま食べる
- コーヒーに入れる
- ヨーグルトに入れる
- 調味料として料理に混ぜる
などが代表的です。特に、コーヒーや紅茶に砂糖の代わりとして入れるのは、マヌカハニー独特の苦みが気になる人におすすめです。
また、クレンジングと混ぜたり、顔に少し乗せてパックとして使ったりすると美容効果もあるため、女性にはこうした使い方も人気です。
マヌカハニーの値段
日本でも、アマゾンなどのインターネットで輸入品のマヌカハニーを買うことができます。値段は、250g入りの小さいビンで安くても約2,000円〜3,000円はします。高いものだと、ひとつ5,000円を超えるものもあります。
一方ニュージーランドでは、スーパーマーケットを中心に安いものは$10NZD(日本円換算で約760円)以下で販売されています。それでも、普通のハチミツと比べたら倍以上の値段が付いています。
平均的な値段としては、$20〜$30NZD(日本円換算で約1,520円〜2,280円)くらいのものが多いです。
マヌカハニーを使ったさまざまな製品
ニュージーランドでは、マヌカハニー入りの歯磨き粉やキャンディー、チョコレートなども人気です。女性には、マヌカハニーを使った化粧品も大好評です。男女を問わず保湿力が高いマヌカハニー入りのハンドクリームもお土産として好評です。
特に、歯磨き粉は地元民の支持も厚く、毎日使っている人もいます。私も実際に使ってみたところ、磨き心地も良く、マヌカハニー独特の苦味もほとんど感じませんでした。外国人からはお土産としても人気です。
歯磨き粉はスーパーマーケットでは比較的安く販売されていて、$5NZD(日本円換算で約380円)くらいから買うことができます。日本でも、アマゾンなどのサイトで輸入品のマヌカ入り歯磨き粉が売られています。安いものだと1本1,000円〜あります。
まとめ
テレビなどマスメディアで紹介されたことにより、日本でもマヌカハニーは高い人気があります。
私もニュージーランドに住んでいた頃は、一時帰国するたびに毎回お土産として買って帰りました。
テレビでは、マヌカハニーと一緒にニュージーランドの特集もされており、テレビをきっかけにニュージーランドに興味を持ったという人もたくさん知っています。
ニュージーランドを訪れた際は、貴重なマヌカハニーをお土産として持ち帰り、是非試してみて下さい。※$1NZD=約76円(2019年3月現在)