海外で働きたい!カナダで働くことを選んだワケとは

トロント









他国との交流が増えたいまカナダで生活をしてみたい、カナダで就職をしたいと考えている方は多いのではないでしょうか?

私も小さい頃から海外に興味があり、海外への見識を深めようと旅行会社に就職をしました。そこでさらに刺激を受けて現在はカナダのトロントでワーキングホリデーをしています。

今回は私がなぜカナダでのワーキングホリデーを決めたのかご紹介していきます。

念願の海外まで

空

私が旅行会社への就職を決めたのは旅行が好きというのも理由のひとつですが、1番は海外支店で仕事がしたかったためです。入社をして分かったことなのですが英語圏の支店に異動希望を出すスタッフはやはり多く、自分の希望が通るまで時間がかかってしまうと気が付きました。

仕事はやりがいがあり、続けていきたかったのですが、海外旅行のお話をお客様とするたびに自分も早く海外に行きたいという思いが強くなっていきました。

そのため旅行会社は2年で退職し、派遣のお仕事をしながら留学資金の準備と英語の勉強を始めました。英語の基礎がないとその後の学習が大変になると思い、繰り返し中学3年間のテキストをやり続け基盤を固めていきました。

低コスト!効果抜群!フィリピン留学!

クラーク

自分の英語力に自信がなかったので当初はワーキングホリデー先で語学学校に半年など長期で通うことも検討していました。ですが、フィリピン留学が低コストで英語力の向上にもつながるということが分かり、ワーキングホリデーへ行く前にフィリピンに短期留学をすることに決めました。

フィリピン留学を体験し、良かったと感じた点は2点です。短期間で英語を話すことに自信がついたこと、ワーキングホリデーの期間を有効に利用できたことです。

ワーキングホリデーは1年など国ごとに期間が決まっていますから、その期間を語学学校だけに割かずに仕事や旅行など海外で生活をすることに重点を置けたことは本当に良かったと感じています。

スパルタ学校でみっちり英語を学ぶ

フィリピンには、バケーションを楽しみながら英語を勉強できる学校から、朝から晩まで英語を勉強し続けるスパルタ志向の学校まで様々ありました。

私は英語だけにフォーカスしたいと思っていたので、朝の7時頃から書き取りの授業が始まり、夜の6時頃まで授業が用意されているスパルタ志向の学校に決めました。

もちろん復習は欠かせませんし、毎日行われる単語テストの学習などをするため文字どおり朝から晩まで勉強をしていました。人生で1番勉強に時間を割いた期間です。(笑)

2か月間のフィリピン留学は生活費や授業料を入れても25万円程でしたが、フィリピン留学後は英語で話すことへの苦手意識が薄れたと感じています。食事の準備、掃除や洗濯は業者の方がしてくださったので本当に勉強だけに時間を割くことができました。

生の英語に触れるには

トロント

私が考えていたワーキングホリデーの候補地は、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、カナダでした。カナダへの渡航を決めたのは「生のアメリカ英語に触れよう」と思ったからです。

イギリスに行ってみたいという思いもあったのですが、イギリスへ行くためには他の候補地へ留学するときの2倍は資金が必要でしたし、アクセントや単語の意味自体アメリカ英語と異なる場合もあるため今回はカナダの渡航に決めました。

カナダで生活をするなかで、カナダ人が想像以上に移民に寛容なことに感動しました。様々な国籍の方がいるからこそ、みんながお互いを理解しようとしているのを感じられ、私も積極的に英語を話すことができました。

新しいことにチャレンジしながら経験も積んで

海外

渡航してから1ヶ月は語学学校に通っていましたが、3週目ほどから仕事探しもするようになりました。内容が分かりやすく利用しやすかったため日本語コミュニティーサイトで求人を探しました。

せっかくなので新しいことにチャレンジしたかったですし、今後他国のワーキングホリデーに応募したくなった際に経験があると有利だと考え、ネイルサロンとマッサージ店を中心に探していきました

美容師など資格がいる職業は日本での経験を問われますが、その2つは未経験者でも応募可能でした。

求人の中で圧倒的に多いのが飲食店で、日本食レストランのキッチン担当やサーバーを募集している会社がいくつもありました。

仕事を通じてスピーキングの練習を

トロント

マッサージの仕事を選んだ1番の理由は、英語のスピーキング力を高められると感じたからです。来店されるお客様の多くは1時間以上滞在されます。マッサージ中もお話を楽しんでくださるお客様であれば積極的に話しかけ、こちらもお客様のお話を聞くことを心がけています。

現地の方と常にそういったコミュニケーションを取れるというのはとても貴重な機会だと感じています。

その他にも電話でのアポイントメント対応など、最初は慣れないことで不安を感じていた時期もありましたが今では楽しめる余裕も持てるようになりました。この仕事を通じてさらにスピーキング力を向上させていこうと考えています。

まとめ

海外でお仕事を始めることに不安を感じてしまうときもあると思います。しかし、新しい発見と驚き、人との出会いはそれに勝るものです。日本を離れ、それらを体感できるのは素晴らしいことではないでしょうか?

皆様の新しいチャレンジのためにこちらの記事が参考になれば幸いです。