英語初心者でも大丈夫!オーストラリアでのワーホリにおすすめの仕事5つ

カンガルー









ワーホリ(※ワーキングホリデー。若者が一定期間の休暇のために、特定の場所での滞在費を補うために就労することを認める制度)ビザでオーストラリアに着いたら、まず考えなければいけないことの1つが仕事を見つけることです。

どんなに貯金をしていっても、オーストラリアで生活をしているとお金はすぐになくなります。しかし、まだ到着してまもないころは、英語力に自信のない人も多いのではないでしょうか。

この記事では、英語初心者でも働きやすいオーストラリアの仕事を紹介します。仕事を獲得して、遊びに語学学習に生活を充実させましょう。※1ドル=74.82円(2019年3月)

ファームジョブ

ファーム(農場)では、英語力がなくても仕事を獲得しやすいと言われています。

家のオーナーが日本人であることも

求人情報には日本語で書かれているのもあります。そのようなファームで働く場合は、住むことになる家のオーナーが日本人であったり、あるいはオーナーのパートナーが日本人で、日本語を理解できる人であったりする可能性が高いです。

日本好きのアジア人も多い

ファームで働く労働者は、日本人、韓国人、台湾人などアジア人が多い場所と、ヨーロピアンが多い場所がありますが、アジア人が多い場所は日本人が多くいる確率が高いです。

また、一緒に働く韓国人や台湾人も、元々日本に興味があったり、日本語を学んでいたりする人が多く、ファームで日本人と仲良くなって少し日本語を覚えた、という人もいます。

このように、日本語の通じる環境があることが働きやすい理由です。

日本人経営のジャパレススタッフ

寿司

オーストラリアには日本食レストラン(ジャパニーズレストラン=ジャパレス)が多くあります。ジャパレスは日本人経営のところと、韓国人やオーストラリア人など日本人以外が経営しているところに分かれます。

日本人が経営しているところは、オーナーやマネージャーや現地の正社員がほぼ日本人です。ワーホリ滞在者や留学生のスタッフを募集しているときも、たいてい日本人が採用されます。

礼儀正しく真面目なイメージが採用につながる

日本が好きだったり、日本語が理解できたりする人は他国出身でも採用されることがありますが、日本人は礼儀正しく几帳面で、真面目でよく働くイメージがあるので好まれるようです。

レストランでは日本の食べ物を提供しているので、その食べ物になじみのある日本人の方がお客さんへの説明がしやすいという理由もあります。

なお、皿洗いなどをする裏方のキッチンハンドは客の前で英語を話す必要がないので、英語初心者でもより採用されやすいです。

マッサージ店のスタッフ

マッサージ

マッサージショップもオーストラリアに多くあります。街中や観光地で見かけることがあるのではないでしょうか。

ローカル経営や中国人経営のショップが多く、日本人経営のところも場所によってはあります。日本人経営のお店はやはり日本人のスタッフが中心になります。資格や経験が必要なショップもありますが、未経験でも採用してくれるところもあります

スタッフは基本的にマッサージを中心に行うので、会話はあまり必要ありません(強さの加減を聞く必要があるほか、おしゃべりなお客さんもいるので、状況によります)。また、お客さんによってはチップを渡してくれることもあります。

ちなみに、自分がマッサージを受ける場合は1回60ドル前後(約4,600円)です。

ローカルレストランのキッチンハンド・皿洗い

レストラン

レストランは忙しく、常に人を募集しています。スタッフの入れ替わりが激しい店もあり、入り口や壁に求人広告が貼ってあることも多いです。

ウェイターやウェイトレスとして客と接したりオーダーを取ったりするには高度な英語力が必要ですが、キッチンでの盛り付けや皿洗いなど裏方の仕事だと基本的に話す必要がないので、英語力に自信がなくても働けます(指示は英語で理解する必要があります)。

地元のレストランだと給料が良く(最低時給23.66ドル、約1,800円)、休日出勤するとダブルペイ(時給2倍)などで多くもらえることもあります。

クリーナー

掃除

クリーナーの求人も数多くあります。場所は住宅、ビル、レストランやカフェなどのお店、ホテルなどになります。掃除を中心に行うので、会話をする必要はありません

国籍はさまざまです。日本人を好んで採用するところもあります。私は少しの間、宿泊施設でクリーナーの仕事をしていたことがあるのですが、オーナーがオーストラリア人で、他のスタッフは全員日本人でした。日本人は綺麗好きで信用があることから、積極的に採用されているようでした。

他の国籍だと信用力があまり高くないため、特に英語が得意でない人は仕事探しに苦労していましたが、その点、日本人は比較的有利です。

給料はオーストラリア人と同じ水準であることが多いです。

まとめ

英語初心者でも、オーストラリアで働くことはできます。英語力に自信がない人は、ここで取り上げた仕事をまず探してみてはいかがでしょうか。

オーストラリアはキャリア社会なので、経験が重要になります。次に仕事を変えるときにも、オーストラリアでの職歴がある方が有利です。

最初はハードルの低い場所で働いて、自信がつき生活に慣れてきたらより希望に合った仕事を探すといいかもしれませんね。